1月10日 安宅 祐樹氏が国内4件目のトラディショナル型サーチファンド、事業承継支援機構を設立
安宅 祐樹氏が国内4件目となるトラディショナル型サーチファンドである、『事業承継支援機構合同会社』を立ち上げ、活動を開始しました。安宅氏は新卒で野村證券に就職された後、Babson CollegeでMBAを取得、その後BCGでコンサルティング業務に従事したのち、トラディショナル型サーチファンドを立ち上げられました。安宅氏は2026年1月までに国内の中小企業「1社」の譲受を目指し、サーチ活動を実施します。
1月24日 Growthixグループがサーチファンド白書2023年を発表
自社でもサーチファンドアクセラレーターを行うGrowthixグループがサーチファンド白書2023年を発表しました。国内のサーチファンドや事業承継の動向、アクセラレーターファンドの動向について詳しくまとめられています。
1月31日 株式会社ロケットスターがサーチファンド事業を始動
株式会社ロケットスター社が、「サーチファンド事業」の第一号案件として新川 佳奈氏とサーチャー契約を締結したことを発表しました。新川氏はアクセラレーター型とトラディショナル型を含むサーチファンドの中で国内初の女性サーチャーとなります。新川氏は共同創業者の安藤氏と共に、女性のキャリア支援事業を行う株式会社ROARS社を創業し、関連事業の事業承継を目指すことになります。
一見すると一般的なサーチファンドのスキームとは異なるように見受けられますが、記事中には”ロケットスターは、ROARSの顧問としてIT活用、マーケティング、営業、組織づくりなどのサポートを行うとともに、事業承継希望先の選定支援を行ってまいります。”とあることからロケットスター社はアクセラレーター的な立ち位置としてROARS社に関わっていくことが予想されます。
ROARS社としては既に女性のキャリア支援事業として事業を開始している為、サーチファンドではなく事業会社として、事業ドメインの拡充を目的としたロールアップを目指していくものと予想されます。