6月18日 株式会社ロケットスター、飯島隼人氏とサーチャー契約を締結

株式会社ロケットスター(東京都新宿区、代表取締役社長CEO:荻原猛)は、飯島隼人氏とサーチャー契約を締結し、6月から活動を開始することを発表しました。飯島氏は、株式会社アポロ(東京都港区、代表取締役社長:飯島隼人)を設立し、スタートアップや新規事業の市場開拓支援を目的とした事業承継に取り組みます。

飯島隼人氏は福島県いわき市出身で、横浜国立大学を卒業後、株式会社ベクトルおよびその子会社である株式会社アンティルでBtoBのコミュニケーション戦略や営業部門の管理に従事し、2023年度にはアンティルの執行役員に就任しました。2024年にはロケットスターのサーチファンドプログラムに参加し、株式会社アポロを立ち上げました。

7月19日 サーチファンドアクセラレーターのGrowthix Investmentが株主変更、事業は継続

Growthix Capital株式会社(本社:東京都中央区日本橋)は、2024年7月8日付で100%子会社であるGrowthix Investment株式会社(本社:東京都中央区日本橋)の全株式を譲渡しました。これにより、Growthix Investmentは国内サーチファンドアクセラレーターとして、引き続き投資事業有限責任組合財産の管理・運営および助言業務を継続します。また、後継者育成機関ネクストプレナー大学の事業も引き継ぐこととなりました。

同日付で、Growthix Capital株式会社は特定部門のスピンアウトを行い、Growthix株式会社(本店:東京都中央区日本橋兜町、代表:中島光夫氏)を新設しました。各社は必要な地位承継を完了し、商標権も協定期間中は各社がライセンスを保持します。

7月22日 トラディショナル型サーチファンドM-Capitalが事業承継 – 発泡スチロール製品製造

トラディショナル型サーチファンドであるM-Capital(代表:志村 光哉氏)は日経新聞の特集記事にて発泡スチロール製品製造会社である株式会社アイルの承継を行ったことを公表しました。記事によればLINEヤフーグループで幹部をつとめ、ベンチャーキャピタルのブーストキャピタルを立ち上げた小沢隆生氏や堀新一郎氏も個人で出資しているとのことです。

国内トラディショナル型サーチファンドはこれまでに4件組成され、そのうち本件を含めた2件で承継済み&経営中、残り2件が承継先探索中という状況です。

7月26日 JSFPが4件目の承継 – 玩具・ゲーム機器の輸出入及び卸売業

野村リサーチ・アンド・アドバイザリー株式会社(代表:茂木豊氏)と株式会社Japan Search Fund Accelerator(代表:嶋津紀子氏)は、共同で運営するジャパン・サーチファンド・プラットフォーム投資事業有限責任組合を通じて、エヌケー貿易株式会社(東京都台東区、代表:澤野七生氏)の株式を取得する契約を締結しました。

この株式取得は、事業承継投資の一環として、サーチャーである曽我祐馬氏が主導しています。エヌケー貿易株式会社は約20年間、ホビー・玩具業界で活躍し、玩具やゲーム機器の輸出入および卸売業を行っています。