9月16日 日本5例目のトラディショナル型サーチファンド、Japan Relay Partnersが始動

Japan Relay Partners社は、サーチャーの小林靖氏が、Inclusion JapanやJapan Private Equity、JaSFAなど17の個人投資家および機関投資家とのジョイントベンチャー契約を締結し、日本におけるサーチファンド活動のための資金調達を完了しました。

小林氏は、トヨタグループで10年間勤務し、ラテンアメリカ(キューバやエクアドルを含む)での機械の国際販売・マーケティングを担当していました。キューバでの3年間では、ハバナに新会社を設立し、CEOとして経営全般を指揮。この経験がきっかけで、起業家精神に目覚め、日本でのサーチファンドの分野に進出しました。

9月17日 日本6例目のトラディショナル型サーチファンド、田中事業承継合同会社が始動

田中事業承継合同会社(代表:田中清貴)は、事業承継企業を探すためのサーチ活動を開始し、そのための費用調達を目的とした合弁契約を締結したことを発表しました。同社は田中清貴氏が設立したトラディショナル型のサーチファンドで、16名/法人の投資家からの支援を受けています。短期間でのExitを目的とせず、オーナーの意思を継ぎながら、承継企業の長期的な成長を目指します。事業承継後は田中氏がその会社に移り住み、経営に注力します。

田中氏は早稲田大学卒業後、三井物産で化学品・食品分野の投資や経理業務に従事し、2024年にはオックスフォード大学でMBAを取得しました。

9月 JSFP投資先の株式会社フレスコにてサーチャーの岡部氏が代表取締役社長を交代、後任はJSFPメンバーの妹尾氏

JSFPにて2件目の投資案件である株式会社フレスコにて、サーチャーの岡部氏が代表取締役社長を退任し、後任には野村リサーチ・アンド・アドバイザリーメンバーの妹尾氏が就任しました。妹尾氏は野村證券にて営業部店での資産管理業務、アジア子会社の経営管理業務、野村ホールディングスにて国内・海外ビジネス戦略立案の企画業務、野村シンガポールにてアジアのインフラアセットを対象としたインフラファンド業務に従事していたとのことです。

株式会社フレスコは千葉県を拠点とし、宅地開発から用地取得、分譲住宅および注文住宅の企画、設計、施工、アフターサービス、リフォーム等の自社一貫体制を敷いた住宅総合会社であり、JFSPは第三者割当増資を通じた事業承継を2023年2月に実施しました。